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ゴーン・ガールのaのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.3
やっと見れた!(3週間前)
去年の12月中旬に兄におすすめされ、てっきり旧作だと思い込んでたが上映中のこと。これは行かなければなんて思ってたがその頃はまだ映画にあまり興味もなかったし、行ける時間もなくて。。。今年の4月にやっとの思いでレンタル開始!だが、どうせなら1週間借りて2回見たい。そこからまた3ヶ月待ち、やっとこさ準新作。ゴーンガールが目の前にあるのに手を出せない自分が嫌だった。(嘘)そして、ついにこの時が来た!とウキウキ観賞。
↓内容
フィンチャー、いやフィンチャー様は我々人間がどんなドロドロ映画を見たいかってことを知っておる。二時間半の長丁場にも関わらず一旦再生ボタンを押してしまったら一気にエンドロール。テンポが良いなんてことを超す位のスピード感。おまけに暗く、かなり陰湿で誰でも持ってる闇のような形をうまく写し出していた。フィンチャー特有の綺麗な映像+動かないカメラワーク。好きだ。そして恐ろしい演技を見せたロザムンドパイク。(ここから若干ネタバレなるかもです。)

ここまで出来る女は滅多にいないに違いない。というかそうであってくれなきゃ男性陣は近づくことすら出来ないはず。前々から女は怖いと思っていたがまた違った怖さを見た。夫役のベンアフレックもロザムンドパイクが濃すぎて少々影は薄くなったもののやはり、目付きや、疲れ具合がリアルで伝わってくる。お疲れ様です。フィンチャーと言えば完璧主義で知られ、今回も平均50テイク撮ったとか。それは疲れるはずだ。


個人的には最高のエンターテイメントでもあるが男と女は永遠に分かり合えずも結婚という大きな課題をどう上手く乗り越えるか、考えさせられる映画でもあった。
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