原作を読んでから数年経って鑑賞。
本から受けるイメージと大きな差異はなかったように思う。
スピヴェット君のなんでも観察しちゃう科学者の目線、子供らしからぬ中身と大人になりきれてないバランス、家出と一人旅の道中はなんとも可愛らしく純真で良かった。
スピーチは思わず泣きかけた。
スピヴェット君に限らず、あの家族は個性的で面白い。
仲が悪いのか良いのか分からないような夫婦仲が特に。
原作は高価でスピヴェット君に似合わず大きいけど、映画を良く感じた人にはぜひオススメする。装丁がとにかく素晴らしく、スピヴェット君の頭の中が垣間見れる。意外と図書館にあったりするので、探しましょう。
