このレビューはネタバレを含みます
ハンクもジョセフも似た者同士。
ハンクは毒舌で相手をやり込める。ジョセフも自分の都合で相手をやり込める。サマンサの言葉から自分の中にも嫌がっている父のような面が存在している。
二人は方向がずれていて中々反りの合わない。ハンクは私欲や都合で法に背くことがあるがジョセフは決して背かない。認められたかったハンクだがそれを理解できず厳しく育てたジョセフ。
兄グレンへの期待への大きさ、デールの障害の負担からハンクに辛い部分のしわ寄せが来たのではなかろうか。
街に戻るという設定や
地域性も非常に重要なポイントでありジョセフの父親像、またはハンクの未熟さというテーマも覗けるのではなかろうか。