このレビューはネタバレを含みます
ミステリーだと思ったらヒューマンドラマだった。
父親に認められたい息子と素直に息子を受け入れられない父親の確執と真相が見えない事件が絡み合っていく物語。
ただでさえ長めな上、内容が内容なだけに重いし一見中だるみしそうだけど全くそんなこと無かった。
ハンクがちょいワルオヤジ的なキャラだから全体的に軽快さがあるし、笑いも生まれる。女の子ともイチャつくし。
最終的に真相は藪の中……みたいな感じだけど、個人的にはまあ父親がひいたのかなと思う。
最後のボートのシーン、すごくよかった。
ロバート・ダウニーJr、早口で手八丁口八丁に捲したてる役がほんとうまい。というか似合うんだよね。ちょっと茶化しながら相手を小馬鹿にしたように丸め込むの。もっと見たい。