フランシスはNYでダンサーを目指すアラサー女子。
容姿も才能も普通。
そこらへんにいる友達想いの不器用な普通の子の日常。
そういうとなんの魅力もない映画みたいだけど、
何者かになりたくて都会に出てきて
トントン拍子に成功するとかなくて
家賃は高いし常に金欠で不自由だけど
田舎で死にそうになるよりは100倍自分らしくいられる都会で
ついつい見栄をはっちゃって自分の首をしめちゃうとことか
親友の幸せが嬉しいけど泣きそうなくらいさみしい気持ちとか
パーティでKYな事ばっかり話して白けさせちゃうフランシスが大好きになっていました。
ダンスがしたくて上京した自分と重ね合わせて切ない気持ちになったり、思わず笑ってしまうような場面があったり、最後はホッとしたり、フランシスみたいに愛すべき1本です。
