フランシス・ハの作品情報・感想・評価

フランシス・ハ2012年製作の映画)

frances ha

上映日:2014年09月13日

製作国:

上映時間:86分

3.7

あらすじ

ニューヨーク・ブルックリンで親友ソフィーとルームシェアをして、楽しい毎日を送る27歳の見習いモダンダンサー、フランシス。ところが、ダンサーとしてもなかなか芽が出ず、彼氏と別れて間もなく、ソフィーとの同居も解消となり、自分の居場所を探してニューヨーク中を転々とするはめに!さらには、故郷サクラメントへ帰省、パリへ弾丸旅行、母校の寮でバイトと、あっちこっちへ行ったり来たり。周りの友人たちが落ち着いてき…

ニューヨーク・ブルックリンで親友ソフィーとルームシェアをして、楽しい毎日を送る27歳の見習いモダンダンサー、フランシス。ところが、ダンサーとしてもなかなか芽が出ず、彼氏と別れて間もなく、ソフィーとの同居も解消となり、自分の居場所を探してニューヨーク中を転々とするはめに!さらには、故郷サクラメントへ帰省、パリへ弾丸旅行、母校の寮でバイトと、あっちこっちへ行ったり来たり。周りの友人たちが落ち着いてきていることに焦りを覚え、自分の人生を見つめ直し、もがいて壁にぶつかりながらも前向きに歩き出そうとするフランシス。不器用で大雑把だけどチャーミングな彼女の姿に、誰もが共感を覚え、心が軽やかになり、不思議なタイトル"フランシス・ハ"の意味が明らかとなるラストに胸を打たれる。

「フランシス・ハ」に投稿された感想・評価

Jin

Jinの感想・評価

3.5
“特別な存在だと、自分も相手もわかってる。でも、そこはパーティー。
お互い別の人と話してる、笑って、楽しんで。ふと、部屋の端と端で目が合う。
嫉妬でも、性的な引力のせいでもない。
相手がこの人生での運命の人だから。”



27歳のアラサー見習いダンサー女子、ちょっと変わったフランシスが、うまくいかない人生の中で居場所を探す白黒映画。


最近流行りの、「なにも起こらない物語」。1人の人の劇的でない人生をただただ映し続ける。


親友、仕事、恋愛、お金…
青春映画だが、大人であることからは逃げられない現実味が面白い。
ただの明るい少女が自分探しする話じゃなくて、明るいアラサー女子が自分探ししながら現実の壁にぶち当たり、現実的選択を迫られる物語。

“ちょっとずれてるよね”
って自分で言っちゃうけど、本当にずれてて面白い。しかもそれがわざと感なく、大げさでもなく、「こんな奴いそう」なずれ具合。
アラサーなのに、妊娠とか現実味ないわぁって言っちゃう感じ。

大雑把で「せわしない」フランシスの性格もいいし、そこから生まれる周りの人々との笑える会話も面白い。
走って踊って笑って、全部を明るく乗り越えていくけど、乗り越えられない感じ。


短いから観やすいし、
なにも起こらなくても、音楽がいい。
街中走ったり、っていうだけでもジョルジュドルリュの音楽とか流れるからかっこいい。

白黒映画って食わず嫌いだったけど、これはむしろスタイリッシュでかっこよかった。



タイトルの付け方がオシャレでよかった。
「フランシス ha ha!」みたいなとこにも掛かってるのかな。


アダムドライバーってこんなのにも出てるのか…
mos

mosの感想・評価

3.3
音楽と映像がいい
あとひとつ心に残るセリフがあった
でもちょっとフランシスにイラついた自分がいたのも事実…そんなんでよく生きていけるな…という…
うむむ、これはなんともおしゃれ映画 モノクロ撮影されたスタイリッシュな映像、所所にほぉ!と見惚れるショットは少ねどあったけれど ストーリーが主人公に甘々すぎてげんなり。へたでもがむしゃらに自分を信じて頑張れば、諦めなければきっと夢は叶うよ なんていいっす。タイトルの意味付けはキュートでした。
痛々しかったり、見栄を張ったり、空気を読めなかったり、素直になれなかったり、同じ年代、感じることは多かった。大事なものを大事にして、素直に生きていきたいな。もがきながら。
yayuyo

yayuyoの感想・評価

3.5
モノトーンの映像がオシャレ!

フランシスが痛すぎてラスト10分までは鑑賞するのが辛かったけど
よく考えたら20代後半の頃って、
程度の差こそあれどフランシスの様に人生への焦りとか、周りが見えなくて気を使ってるつもりが全然空気読めてなかったりとかよくある事じゃないかな。
ええ、私も身に覚えがありますよ…。
30代になった今では冷静に当時の事を思い返せるし、なんなら懐かしささえ感じるけど。
ちょっと前までは思い出すだけで恥ずかしかった。笑
そんな20代後半のリアルな一面を切り取っていて、鑑賞後はフランシスに親近感が湧いてきた。

自分が好きなことをして暮らしたい、けど現実はそう上手くもいかない。
結局はどこかで折り合いをつけ、自分の足で人生を歩まなければならない。
ラストシーン、少し大人になったフランシスの前向きな笑顔が眩しい。
フランシスの上手くいかない期間に、少しずつ成長する彼女を眺めれた。

NYを走るフランシス、流れるデビッド・ボウイ!このシーン最高だね。

レンタル
マイペースに生きている彼女。失敗だらけで悲しくなるが「最後は何とかなる!」と思える映画。もっと肩の力抜いていいんだなーと思った。
Soichfork

Soichforkの感想・評価

4.0
フランシスはあまりにも正直に生きすぎて、それがたまに裏目に出たり、イタかったりするんだけれども、それでも無邪気な彼女が好きで仕方なくなる。がんばれ!って応援したくなる。

タイトルが彼女すべてを表していると思う。FRANCES HA。それは不器用な彼女そのものだけど、HAはHAppeningだったり、HAng onだったりHAppyだったり、時にHA HAだったりするのかもしれない。

税金の払い戻しがあった時のフランシスの喜びようと効果音は笑った!

あと、フランシスが考えてた恋愛に対する世界観がすごく素敵だなっても思った。そこにたしかに存在する二人だけの特別な世界。
coro

coroの感想・評価

4.0
思う気持ちがつい顔に出てしまう主人公の表情が豊かで個性的。それがこの映画の最大の魅力。

彼女は走る。どんな嫌なことがあっても、どんなに辛いことがあっても走る。つまずいても、転んでも、血が流れても走り続ける。踊りながら、泣きながら、笑いながら、yoo‐hoo! と叫びながら…

エンディングで分かる題名の秘密も乱雑さも鏡好きも可愛い彼女に、このモノクロの景色がよく似合っている。
犬

犬の感想・評価

3.4
モテ

モダンダンサーを目指し、ニューヨークで親友ソフィーとルームシェアをしながら楽しい日々を送っていた27歳のフランシス
しかし恋人と別れ、ソフィーとの同居生活も解消になってしまったことから、居場所を求めて町を転々とする
周りの友人たちは次々と身を固めていき、焦りも感じたフランシスは、自分の人生を見つめ直していく

ノア・バームバック監督が、彼女を取り巻く奇妙な友人関係を、モノクロの映像でいきいきと描いたコメディドラマ

理想と現実

雰囲気が良かった
特にモノクロなのがしっくり

監督らしさが出てました
独特な笑いもあり

ラストのタイトルの感じ好き

ソフィーが印象的でした
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