Brown

フランシス・ハのBrownのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
4.6

めっっっちゃ好きだ。深酒しながら夜中に観たい。あ~わかる~って笑ったり、いいなあって憧れたり。
最後には力がみなぎってくるような映画だった。人生へのPOPな賛歌って感じだよ。

27歳、思うようにいかない人生、それでも暗く感じないのはフランシスが自由奔放で明るい性格だからだろうな。
お調子者で思ったままを口に出しちゃうバカ正直者だけど、優しくて、親友が大好きで、自分の中には情熱を持ち続けてる。落ち込んだりもするけど、決して下は向かない。なんとかなるって思ってる。
私と正反対の性格だからか、少し彼女に惹かれた。彼女になりたいし、彼女みたいな親友が欲しい。


監督は『イカとクジラ』『マイヤーウィッツ家の人々』のノア・バームバック、
脚本には主演を務めたグレタ・ガーウィグや、あのウェス・アンダーソンも参加しているそう。

ちょっと出てくるアダム・ドライバーも良かった!笑顔可愛いな~

驚いたことに、映像は終始モノクロ。それもまた味があってすごく良い。
見終わった後に周りを見渡すと、色が激しく感じて目が痛かった。最初は戸惑ったものの、次第に気にならなくなっていく白黒映像。もしかしたら頭で勝手に色を見ていたのかもしれない。

観る前は意味わからなかったタイトルも本当にたまらん。気に入った。
Brown

Brown