マーベル作品イッキ見12
アントマン
めちゃくちゃ面白かった。
今までのゴリゴリの怪力や、爆発物で戦うマーベルシリーズとは毛色が全然違って、飽きさせないという点で、すごく良いタイミングで公開された映画だと思う。
マーベルお得意の崩壊するビルから逃げる迫力満点のシーンが、100分の1サイズくらいの模型の上での行われたりして、ミクロサイズでは大迫力のシーンなのに、マクロサイズから見ればなんてことないちっぽけなシーンを二つの視点で交互に写すのが面白い。
おもちゃのトーマスの上で戦うシーンなんかも最高。
キャプテンアメリカ1作目で列車の戦闘はあれだけシリアスに描いたのに、本作ではどこまでもコメディとして描かれていながら、見応えのある映像になっている。
アクションシーンのセンスがとことん良い。
そして巨大化するトーマスも笑った。
スーツケース内で殴り合っていたらiPhoneのSiriが起動して間の抜けた音楽がかかるのも大好き。
アリを操るのもアイデアとして面白いよね。
スコットの娘もめちゃくちゃ可愛い。
とにかく楽しくって面白いというシンプルにクオリティの高い映画だった。