MASAYA

×(バツ)-MEN 最弱ジェネレーションのMASAYAのレビュー・感想・評価

2.1
X-MENシリーズだと思いレンタルしてきたのですが...


X(えっくす)ではなく×(ばつ)でした・・(;´Д`)


『フューチャー・パスト』の横に並べられていたので何も疑わずに借りてしまいましたよ!

まあ、借りたのに観ないというのも癪なので、「せめて面白くあれ!!」と願っていたのですが、内容も笑いもスカスカです。

まず何に文句を言いたいかというと、タイトルのわりに『X-MEN』感が弱い点です。
『最弱ジェネレーション』と『ファースト・ジェネレーション』に寄せてきているくせに"何もここから始まってません"。

まあそもそも原題が『Super Capers』なのでしょうがない気もしますが、期待を裏切らないでくださいと、もの申したいです。

一応あらすじも書いておくと、スーパーヒーローを気取りの主人公がある事件をきっかけに、超人として不適合と判断され、超能力ヒーロー訓練所に収容されてしまいます。
そこで訓練を受けた彼は晴れて『スーパー・ケーパーズ』というヒーローチームに入るのですが、、
その所属チームのヒーローがいかんせん役立ちません。

とは言えパロディのコメディ映画ですし、笑えれば関係ない!と思いストーリーやクオリティには目を瞑ることにしました。

けれどもコメディとしてもイマイチ。スピード感もありませんし、笑いにおいても吹っ切れてません。

そのくせいっちょまえに140キロででタイムスリップとかいって『BTTF』をパロってたり、ライトサーベルなどといった切れない剣が武器で『スター・ウォーズ』のパロディも見受けられます。

他にもストーリーに『バットマン』を絡めてきたり、研究員の名前が『007』の誰かに似ていたりと努力は滲み出ています。

特に評価する点は見当たりませんが、見事に自分を騙したジャケットのタイトルとその出オチ感に敬意を表してこのスコアです。
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