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シャークネードのkyonのレビュー・感想・評価

シャークネード(2013年製作の映画)
3.2
アンソニー・C・フェランテ監督作品。
メキシコ湾で巨大トルネードが複数発生し、さらにそこに海水が巻き上げられたことでサメが巻き込まれる現象「シャークネード」が発生していた。それらはロサンゼルスへと向かい、人々を阿鼻叫喚の渦に巻き込んでいく…。
台風とサメ、恐ろしいもの同士を合わせたらより恐ろしい!!という発想から生まれたであろう本作だが、サメ映画と呼ばれるジャンルの中では評判の良い作品に仕上がっている。場面の転換が多少荒っぽさを感じさせるも、随所にしっかりサメ映画作ろうという意気込みが見られる。有名なチェーンソーでサメと対峙する場面はその強烈な絵面も相まって熱いシーンである。キャラクターもバリエーション豊富で、ただの海辺のレストランの従業員なのに異様に強いヒロインや、椅子だけで身を守ろうとするおじさん等がサメに立ち向かう。後々6作目までシリーズが製作される原点である本作は、サメ映画の登竜門としてオススメしたい作品である。
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