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アマデウスのyamageのレビュー・感想・評価

アマデウス(1984年製作の映画)
5.0
知り合いが「一番好きな映画」と言うのを聞いて、以前DVDを購入していたことを思い出した。妻に言ったら未見というので、すごく久しぶりにDVDを、と思ったら実はDVDは買っただけで観ていなかった。。オイラの記憶はテレビの吹き替え版を録画したものを憶えていた記憶だった。ということとで改めて鑑賞、いやぁヤッパリ凄い、楽しい。

個人的に好きなシーン。
①サリエリが初めてウォルフガングの楽譜を見た時の回想シーン(セレナード第10番 K. 361 グラン・パルティータ 第3楽章)
②終盤サリエリが楽譜制作を口述筆記で手伝う所(レクイエム)。

この2つのシーンは台詞とともに音楽が鳴る!それが説明となって感動に変化する、素晴らしく大好きなシーン。

そして、
③エンディングの美しい(ピアノ協奏曲第20番ニ短調 第2楽章)。

自分を「凡庸な人間のチャンピオン」と称するサリエリは超天才ではないが凡人でもない、言い方難しいが普通の天才なのだと思う。

モーツァルトの素晴らしさを回想し語るサリエリの楽しそうなこと、その楽しさが、美しさがわかり他人に伝えることが出来る、サリエリは立派な才能の持ち主だ。

僕ら凡人には分かり得ないモーツァルトの非凡の才能を指南し芸術高き場所へ導いてくれる、天才が伝える超天才の素晴らしさ。コレは美しい。

やはり何度でも観たいおススメ映画です。
(内曲名は映画レビューサイト調べ)
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