るるき

ヴィオレッタのるるきのレビュー・感想・評価

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)
3.6
映像に関してはガンガンに気味悪い世界観が完成されていて映画としては良かった。
母の目の前でタバコ吸っていても何も言わず教育もしないで自分の世界観に持ち込もうとするその気持ちは本人の言う愛ではなくてただのエゴ
特にトイレの扉を勝手に開けて写真を撮ったシーンはゾッとした。
まだ幼いヴィオレッタは母親とは違い「学校」という社会に半分身を置いていた事で自分は周りの子供のようには親に愛されていないと思って孤独だっただろうし、親に反発しつつも親の事をめちゃめちゃ意識して育ってるから逃げた先での施設でも親の影響を多大に受けていて一生親の存在からは離れられないんだろうなと感じた
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