終始苦しいものがあるなぁと思いながらの鑑賞…観賞後に他の方のレビューを見て実話だと知りさらにショック。
開始直後から不穏な雰囲気、ヴィオレッタは母親の不足している愛情を求めて母の求める子供になろうと頑張っていますが要求は徐々にエスカレート。イギリスらへんの下りは観ていて本当に気持ちが悪いなぁと…母親の取り巻きは芸術だと囃し立て、ヴィオレッタの気持ちなんておかまいなし。
母親ではなく娘のヴィオレッタが精神異常みたいな扱いをされ始めるが、どう考えてもおかしいのは大人で…うーん、たしかにヴィオレッタは可愛いし子供らしくないところはあるけれどそれでも子供。子供らしい生活という表現は適切なのか悩ましいけど子供にとって親も環境も大事なものですね。
あとフランス映画特有のものだと思いますが間延び感と蛇足感が色濃い気もする、それらも相まって辛い。うーん、終始気持ち悪い…となってしまう。