おれ

妻たちの性体験 夫の眼の前で、今・・・のおれのレビュー・感想・評価

3.7
映画100本ノック延長の48本目。風祭ゆきの妖艶さに一気に引き込まれてしまった。妖艶さもあるがキュートさも持ち合わせているという完ぺきな仕上がり。ポルノ作品ではあるが、観終わった後の現代アートを観たような感覚にバグる。風祭ゆきは当時、体型が華奢なため、縛り物は画面映え、縛り映えがしないからと緊縛作品には出れなかったようではなるが(本人が出たかったがどうかは別として)、その背景で練りこまれた最高の作品。誤解を恐れずに言えば、観た後の感覚は谷崎を初めて読了した後の感覚。
おれ

おれ