YOKO

紙の月のYOKOのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.7
一度タガが外れると止まらないものなのだろうか。

途中で最初のシーンの意味がわかるけど、梨花の場合は学生の頃からその要素があったんだと思う。
「受けるより与えた方がいい」
この考えに起因していたのだから。

年下の彼との恋愛にハマって、最初は彼の為に横領して。
どんどんタガが外れていって。
でも、年下の彼氏もダメ人間にしたよね。

「明け方の月が指で消えた」
「確かにニセモノかもね、お金なんて。ただの紙だもん」
梨花とより子のやり取りが凄かった。

あのラスト、梨花は逃げて海外に行ったのだろうか?
あの男性は手紙の人よね。

宮沢りえさんと、小林聡美さんの演技が凄いと思った。
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