ラース・フォン・トリアー監督の４時間超の大作の前編。
色情狂の女性ジョーがその半生を薀蓄オジサンに語るかたちで進んでいくが、その２人のやりとりもジョーの半生もどこか滑稽に描かれていてトリアーなのにあまり重くないという驚きがまずあった。性欲なんてのは基本的に滑稽なもので、哲学的に解釈するのもまた滑稽に映ったりするという、妙に現実的な視点が突きつけられた気がする。
とりあえずまだ半分なので主な感想とスコアはVol.2を観てから。
ちなみに内容に反して若い頃のジョーの衣装がすごくかわいくて良かったので、白黒の章もカラーのスチールがあれば見てみたい。まあ半分くらいは服着てないんだけどね（言い過ぎ）。
