ニンフォマニアック Vol.1の作品情報・感想・評価

「ニンフォマニアック Vol.1」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

公開当時話題になった、色情狂が主人公の映画。
セックスを題材にした作品だが、ベッドシーンはさほどない。決してエロティックな作品ではない。よくあるポルノ映画にせずに、真剣に性を描いているのがいい。
ストーリーはジョーの回想形式で非常に淡々とした語り口で展開していく。それはセリグマンとの会話と絡めながら語られる。釣りだったり、バッハの音楽だったりと。時折、突いた回数だったり、黄金比の図だったり、動物の映像だったりとユニークなのも挿入される。重苦しい内容ではあるものの、どこか軽快な感じがあり、また雑学的な要素も含まれているので、非常に興味を持って観ることが出来た。
これの監督は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などの鬱作品を手掛けるトリアーなので、vol1のラストは割とバッドな終わりを迎えて、vol2へと繋がる。愛のあると思われるセックスが出来た途端に、不感症に陥ってしまう。予告編を見る感じ、vol2はさらにハードな路線に向かいそうである。救いようのないラストを迎えそうだが、非常に楽しみ。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

4.0
行き倒れの女性の話をステラン・スカルスガルドが真剣に聞くっていうのを自然にやってるだけで流石。
いきなりヘビメタだし(笑)

全然退屈しなかった。
Vol.2への繋ぎも笑える。
ゴリゴリにセックスがテーマなんだけど、映像の美しさや、ユーモアが同居してる。

ハンドカメラが多いんだけど、カメラが演技してる、ていう印象を受けた。

えっ、今なんて?!
まって、いまなにやってるの?

みたいな感情がカメラの振り方にのってる感情。

そこにもユーモアを感じた。

ただエロいってわけでなく、こんなに引き込まれるとは思わなかった。

ジョーの語り、回想で振り返る人生。

セックス依存版、フォレスト・ガンプ的な?

脚本 7
演出 8
映像 8
俳優 8
好み 6
もうこれは色々な要素、ジャンルが集められた芸術だね
最初の方はなんだこれ?だったけど気付けば途中からどんどん引き込まれている
オープニングとエンドロールで流れる主題歌は本編の空気感と真逆の激しいロックでその差が心地よい。ファニーゲームを彷彿とさせる
またキャスティングも良いんだよな〜〜なんかシャイア・ラブーフはずるいよ〜
これ観たら他のやつ観ると決めて観てたし、序盤の方は観るのやめて他の見ようかなとすら考えていたけれどそのまま2観ます!!
る

るの感想・評価

2.6
何を伝えたいのかが、いまいちよくわからない…彼女の人生で起きた出来事を、おじいさんが次々と色んな物に例え出すから、それが難しい。vol2も観たらわかるのかなぁ。
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
暗喩でクールに過去を淡々と語るC.ゲンズブールと正しくニンフの妖艶さを漂わすS.マーティンとが糾う穢れの遍歴。音楽、モノクロの挿入等ドグマ95もフェードアウトか…良質の娯楽作品として楽しめた。

オープニング間違えてジョン・ウィックでも流したのかと思った。



あー美しいわしもしたい
ラースフォーンオナニー
rurimaro

rurimaroの感想・評価

3.5
モザイクがうすいんよ
実はちょっとコメディーな官能小説みたい
色情狂どうこうはともかくHの嫁のくだりがしんどすぎて、なんでこんな気持ち悪いキャラクターを描けるんだとゲッソリしてしまった 地獄

「愛してる」という言葉に簡単に流されてしまうHもめちゃくちゃ愚かに見えるが、嫁は嫁である意味子供を利用して、当てつけのような感じで自分のフラストレーションを解消しようとしているようでこれもまた愚か 
嫁もHのことを心から愛していたとは思えないし、そもそも愛ってなんやねんとなるし、ジョーがいうように「愛は嫉妬を加えた欲望に過ぎない」とも感じられる ジョーが「愛」というものを冷笑的に見ているからか、全体通して愛が空虚なものであるという印象を受けた

冒頭いきなり流れるラムシュタインといい、ケツを突くたびに画面上にデカデカとカウントされるのといい、音楽に合わせて性器が映し出されるのといい、時々変にコミカル(コミカルと受け取って良いか分からないけど)なのが余計に虚無感を増していてキツい
二瓶慶

二瓶慶の感想・評価

3.7
色情症のお話しなので、性的な表現、描写は多いし過激です。だか、官能的ではない。いろんな世の中的な制限を全部取っ払って、この作品を包み隠さず表現しきっている。vol.2まで観たが、ドラマ的にはvol.1の方が刺激的で面白かった。絵的にセンスがいいなと思った。
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