最後に皆んなで踊るシーンで涙が出た。
主人公がゴスロリとフランスパンで殴りあうシーンで爆笑した。
あと、主人公が円光で買われた巨漢の男に「やらなくていいから、殴らせてもらえないかな」と言われて「手加減してください…」と答えた瞬間、思いっきり腹パンされ、次のカットで顔中がアザだらけになった主人公が清々しい表情で新しく借りたアパートの部屋に佇んでるシーンもとても良かった。映画として超巧い。
シナリオだけだと、ただの雰囲気系サブカル映画になってしまうけれど、巧すぎるバイオレンスシーンの挟みかたと間の抜けたミュージカルシーンが、この作品をよりオリジナルなものにしてくれたと思う。