監督の作品を追っていると、GYAO!で無料配信されていたので、鑑賞。
マンガ喫茶で出会った2人の女性。
援助交際でお金を稼ぐ女と、ダメ男に振り回される女。
ある日、別れを経験することになった彼女たちは……。
『ボヘミアン･ラプソディ』も通ずるクライマックスの多幸感。
正直、このシーンのためだけに、本作を観る価値はある。
監督の十八番ともいえる｢驚異的な時系列の省力｣が、ここぞとばかりに繰り出されるタイミングといい、
｢生きるのが不器用な人物｣の代表とも言える主人公といい、監督作品の中でも、最も好きな部類の映画だった。
フィクションだからこそ実現できる｢映画の魔法｣を感じさせられた、近年のピンク映画史に残る傑作。
<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×4.0
グロ ☆×0.0
バカ ☆×3.8
･エロポイント
援交で生活を養っている女性が、同居をしたがる内気な主人公に、｢部屋代の2万稼いで｣と言い放ち、男とヤらせるシーンのインパクトがすごかったです。
しかも、そのあと、ベットの横で、マンガを読むという無茶苦茶加減。
やっぱり、いまおか監督作品には、他の映画にはない独特な魅力を感じます。
･おバカポイント
フランスパンでお互いを叩き合うシーンが頭から離れなかったです。
しかも、多分、本物使ってるから、めっちゃ粗末にしてるっていう。笑
(今なら、余裕で炎上案件だから。笑笑)
2021/6/3 追記
#シリーズ:下北沢の映画 を追加しました。
