ザック・スナイダー監督強化月間ということで鑑賞。
ジョージ・A・ロメロによる傑作『ゾンビ』を、監督・ザック・スナイダー×脚本・ジェームズ・ガンのコンビでリメイクした作品。
蓋を開けてみると、思いのほか、B級テイストで『ショーン・オブ・ザ・デッド』と方向性は似ているなぁ~と思いつつも、作り手が楽しそうだったので、オールOK。笑
本家の物語を基本的には踏襲しつつも、エレベーターシーンのオマージュあり、『死霊のえじき』の名シーンらしき場面あり、さらには、のっけから『シャイニング』パロディを入れてきたりと、やりたい放題。
ただ、今見ると、「クソ野郎が団結して戦う物語」は、いかにも、ジェームズ・ガンだし、ちょこちょこ、聖書関連の話を挟んでくるのは、いかにもザック作品だなぁ~と。笑
ただ、「最期の時まで楽しく」という価値観や、終盤の怒濤のアクションが好きだっただけに、ラストはいまいちハマらず。
エンドクレジット前のカットが美しすぎただけに、「あくまでB級ゾンビ映画ですよぉ~」と表明するような、浅いラストには、若干、ガッカリした。
<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×1.0
グロ ☆×4.0
バカ ☆×4.0
・エロポイント
のっけから、カップルのシャワーシーンが出てきたと思ったら、その勢いでグロテスクレボリューションな展開になって笑う。
・グロポイント
元ネタとの違いとして、ゾンビのレパートリーを増やしたところが楽しかった。赤ちゃん、妊婦、犬、もはや、『バイオハザード』みたいになってたけど、まぁ、それはそれで良き。
・おバカポイント
全体的におバカがまかり通る作品なので、そこまで気にならず。ただ、突如として、カップル成立するクライマックスの展開は一体何なんだ?ストックホルム症候群なのか??まぁ、それも含めて、絶妙なB級具合で嫌いじゃなかったけれども。笑
2024/8/7 追記
#シリーズ:長編デビュー作 を追加しました。