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マリー、もうひとつの人生のnaomiのレビュー・感想・評価

マリー、もうひとつの人生(2012年製作の映画)
3.3
恋に落ちた男性と結ばれた次の日の朝目覚めると、15年後になっていた。マリーは戸惑いながらも現在の自分や家族を知ろうとしていく。こんな体験絶対したくない(笑)天国から地獄に落とされた感覚。
一目惚れした男の人は夫で、しかも離婚寸前。自分にも夫にも既に別の異性がいて引き返せない。自分が夫を苦しめて傷つけていた哀しい現実。傷つけられるのも嫌だけど、自分が人を傷つけていたと気づいた時の罪悪感…トゲのようなものがずっと喉にあるみたいな痛み。
こんなに恋していたのに、こんなに好きだったのに…気持ちをいつまでも持ち続けることは…不可能。なぜなら人は変わっていく、忘れていく生き物だから。哀しいこと、嬉しく幸せな過去も。
若者たちの夢を奪う作品ですね(笑)
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