いつき

フライト・ゲームのいつきのレビュー・感想・評価

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)
4.2
オープニングから「いかにも」な人がたくさん登場して
もちろん、ビルもこれから搭乗しなければいけないのに、お酒は飲むわ携帯電話であやしげな会話はするわで
いったい誰が、何の目的で!!!な前ふりは完ぺき。

途中、犯人から「娘は元気か?」というメールも届くので、
「ビルは、娘を人質に取られててやむを得ず?」と思わせたり、とにかく怪しいんだけど、実は怪しくなかったりと
何が何やら・・・・な感じで物語は進みます。

で、クライマックス。
とうとう(いよいよ)犯人登場。
が、「なぜ、あなたが・・・」みたいな感じ。
こんなに巧妙に事を運べるタイプには見えないんだがなぁ…
ビルに送ったメールはどうやって?と、ひそかにツッコミを入れつつ、飛行機の中での格闘シーンや緊急着陸までのあれやこれやは、気づけばこぶしをぎゅっと握って観ていました。
とにかく強いの…リーアム・ニーソンが。
どんなに窮地に陥っても、自分の信念を貫くために全力を尽くすっていうタイプの役が本当に似合うなぁと。

出演者の皆さんは「どっかで見たことあるんだけど…」な方ばかり。ドラマに出てる人が多いような。
で、一番びっくりしたのがルピタ・ニョンゴが出てたこと。
エンドクレジットの名前を見るまで気付かなかったという。

飛んでる飛行機の中とか、大海原を航海中の船の中とか、
密室で、なにかあれば命にかかわる可能性が高い場所での
乗っ取りとか脅迫とか、何も知らない小市民にとっては大変おそろしい。そんな時に、リーアム・ニーソンみたいな人がいてくれたら大変頼もしい。

犯人のあれこれはツッコミどころ満載でしたけども、
展開は大変スリリングで、緊張感ハンパない。
心拍数上がりまくりの2時間でした。
いつき

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