湖を訪れたカップルが怪異に遭遇する「溜め池」編。

恐怖が姉妹を襲う「悪魔祓い」編を収録。

衝撃の超常映像を収録したシリーズ第３弾。

第３弾というのでちょっと期待したが、当然ながら期待はずれ。

完全にアホだな私は…。

魚釣り30分、悪魔付きと巫女の、暴露口喧嘩大会30分の２本立て。

まず１話目の「溜め池」。

カップルの悪ふざけ映像が長くてイラつく。

この映像の何が怖い？と聞かれたら答えられないような感じ。

２話目の「悪魔払い」。

最近のお払いは、トラブル回避のために録画をし、同意書を取るらしい。

霊媒師の演技がわざとらしくてリアリティがなく不自然。

とりあえず『パラノーマル・フェノミナン』シリーズはこれにて終了。

本当に終了で良かった…。

• #邦画。
• #ホラー。
• #日本ホラー。
• #パラノーマル・フェノミナン。
• #POV。
• #霊現象。

面白い！GYAOありがとう。

さすがにシリーズ３作目となると構成が変わりました。
１，２とも”心霊系”と”宇宙人系”の２部構成、つまりは本家の『パラノーマルアクティビティ』と『THE 4TH KIND 』をパロった妙味が楽しめたんですが、本作では”心霊系”はあるものの、果たして『宇宙人系』があったのか！？

【溜め池】
晴天下の下、一見野池に見える溜め池へ男性に無理矢理連れて来られた不機嫌モード全開の彼女と、んなこと気にする風でも無くとにかく大物を釣ることのみしか興味が無いアホ顔男性。
この見た目超微妙なカップルが相も変わらず観る者の神経を逆撫でする、つまらんグダグダな会話劇をご披露しながら、怪異に直面するんですが、正直内容も微妙ですｗ
怪異と云っても全く怖くないし不可思議でも無く、登場する第３者の姿形や行動も同様でもっと怪しげな肉付けが欲しかったですね。
前作で登場した廃ラブホテルバリのぞわぞわした雰囲気が感じ取れる、溜め池自体が醸し出す雰囲気は及第点ながら、せっかく池の真ん中に織り込んだ”○”を深く掘り下げずに放置した点もやっぱり残念。
やたら登場させるアイテムと声、カップルの女性だけが急に変貌する点など、ある共通する”モノ”が一体何のか、この辺も少々分かりづらいのが微妙な感じにさせた大元のような気がします。
池の真ん中の”○”は地下世界に通ずる道なのか？
その地下世界には巨大な円盤が！？
やはり宇宙人系？
そんな想像をさせてくれるのは楽しいんですけどねっ♪（無理こじですがｗ）

【悪魔祓い】
妹が急に暴れ出したり手がつけられない状況を霊能者に相談する姉。
場所を変えて”除霊”を行うが、妹に憑依している霊の力が予想外に手強く、霊の”口撃”にやりこめられ徐々に窮地へと追いやられる霊能者が最後に下した乾坤一擲の大技（荒技ｗ）とは？

今回はこちらの方が個人的に楽しめました♪
霊能者がやり込められていく姿や、最後の荒技なんて霊能力者と称する人たちへの揶揄としか考えられず、古澤監督の意外なブラックネタが楽しめました。


総じて、前作と比較すると演出は地味目なんですが、本編前後の口上を見ても古澤監督の真面目な人柄が滲み出ていて、性格が反映してそうな演出手法も無理こじ得手勝手に解釈して楽しんじゃいました♪
このシリーズ、和ホラーの監督さんの各々の個性を感じ取れて大変楽しめます。