2023-35
レベッカの母親は精神的に異常があり薬を飲んでいた。彼女の家では、電気を消すと闇の中に何者かが現れ、ソレは人を襲う。
レベッカは、母親と弟マーティンを救うために謎の亡霊と戦う。
ネタバレ
電気を消すと“ソレ”は現れるってのが気持ち悪いところ。母親が精神病院にいた時に出会った珍しい皮膚の病気を患っている患者で、病院の実験治療により1200Wの強力な光を浴びて死んだ女の霊。死んでもなおレベッカの母親であるソフィーに執拗に固執し、無関係な家族に手を出し理不尽に殺す。
想定外のことは起こらない。
来る！と思ったら来るし、展開もほぼ読める。
ダイアナの造形が超気持ち悪い。
音で脅かしてくる私が好かないスタイルのホラー。ベッドの下から引っ張られるところは、音と悲鳴でホントにビックリした(笑)
「あなたは私の幻だから」と言って母親が銃で自殺すればソレも消滅するってのがよく分からなかった。幻って言うけど他の人にも見えてるし？
って思ってたら未公開のラストが存在するらしい。内容は、公開されてるラストのその後を描いたもの。養子縁組を結び正式にマーティンを引き取るが、その夜マーティンが母親のように闇に向かって1人で話している。ブレットも襲われた様子。レベッカは、襲いかかってきたダイアナをあらかじめ部屋にセットしていた大量のライトで照らし、ついに完全に消滅した。……という話。
どっちにしてもオトし方がなんかなぁ〜。養子縁組の流れを最後に持ってきて、あの家で母親を殺さずに未公開エンドのようなライト攻撃で潔く殺しておけば、自分的にはスッキリ出来たかな〜。
原作はYouTubeに上げられている“Lights Out”という原題と同名のショートフィルム。
本作は予想以上のヒットを受け、続編の制作が決定しているらしい。一作でキレイに完結してるのにわざわざ続編を作る必要はないと思うけど……。
