明かりを消すと何かがいる。
明るい状態では安全だけど暗くなると危険な何かが姿を見せて襲いかかってくるというお話し。
部屋の電気のスイッチをパチパチON・OFFすると「何か」のシルエットが現れたり消えたりするアイデアが秀逸。
イットフォローズみたいに何かの正体は曖昧なままなのかと思ったら比較的早い段階で正体と主人公との関わりが明らかになる。
ショートムービーから長編化が決まって後付で「何か」の正体を練り上げたのだろうけど、うまく考えるものだなあと感心。
問題を抱えた家族のドラマに暗闇の怪現象を絡めてストーリーが展開していくのが良かった。
終盤に暗闇で「何か」と闘うための意外な対策が登場したり、オチもちゃんとしていて楽しめた。