なお

PAN ネバーランド、夢のはじまりのなおのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

録画しておいたのを鑑賞。

ピーターパンの誕生の物語。
孤児院で育ったピーターがネバーランドへと足を踏み入れ、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげに強制労働させられる。あることで罰を受けた際、自身の空を飛べる能力を知ったピーター。ピーターの生い立ちと、ネバーランドに伝わる古くからの言い伝えが交差する。

アニメ版で良く知っているキャラクターが出てきて面白かった。フック船長の片手はまだフックじゃなかったし、ピーターと犬猿の仲になる前は仲間だった、という設定も斬新。タイガー・リリーがめちゃくちゃ戦えるのが意外すぎたのと、リリーの父親(首長)はアニメだと生きてたような…。ティンカーベルはアニメだと妖精の生き残りだったような気がしたけど、じゃあ妖精の王国はほぼ破壊されるのか…?など、アニメと比べるとつながる部分もあるし、疑問に思うところも多々あった。大枠の設定はアニメを踏襲、細かい部分はオリジナル、ということか。(そりゃそうか)

タイトルの「PAN」の意味と、ピーターが後にピーターパンになる意味がわかったのが個人的にはすっきりした。散々飛べなかったピーターが、妖精の王国で急にビュンビュン飛べるようになったのはさすがに驚きだったけど…。冒頭からファンタジーだけど、ラストに行くに従って、もっとファンタジー感が増していった感じがある。

さすが、ハリー・ポッターを手掛けたスタジオとあって、映像はすごくキレイ。特にネバーランドの部分がキレイ。
なお

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