いなも

6才のボクが、大人になるまで。のいなものレビュー・感想・評価

4.1
1番最後の母親の台詞が忘れられない。
子育ての先には、葬式しかないのか?
私も言われたなー。

6歳から大学に入るまで、一人の少年の成長を描いているいるが、それと同時に関わってきた家族に焦点を当てると、子供がいかに親に影響されて育つかが俯瞰できる。

登場する1人1人の関係が、端的に描写されているが、関係性が薄いと感じることはなく、散りばめられた台詞に、大切な人生の教訓を見つけることができ、心を揺さぶられた。3時間ものロング映画だが、この時間に12年のストーリを載っける監督、さすがだなと思った。
いなも

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