ひげしゃちょー

パズルのひげしゃちょーのレビュー・感想・評価

パズル(2013年製作の映画)
3.0
カッターで色々な箇所を刺したり、耳から血を噴射させたり、アキレス腱や指をニッパーで切り取ったり、人体をバラバラにして屋上から投げたり、返り血を浴びたり、ゴア描写は頑張っていたと思うがあまりにも淡々としてる上に恐怖感もそれほどでもなかった。 黒沢清みたいに不気味なわけでもなく、三池崇史のように振り切りすぎて笑えるスプラッターに仕上がってるわけでもない。 理事長が夏帆と娘を間違えて犯すところなんて足に怪我してないんだからまずお面を取って確認してみろよって突っ込んでしまった。 夏帆のレイプシーンに関して言えばR15+なんだからもっと露出させてもよかったんじゃないのかと思ったりする。 全体的になんとなく物足りなさを感じてしまった。 それにしても前作『先生を流産させる会』に続きまたしても教師を流産させてたけど妊婦に恨みでもあるんだろうか 笑 抑圧と屈辱ばかりの世界から解放された夏帆の踊りはよかった。血塗れなのに美しい。 過程はやや物足りないけど夏帆が爆発する様子やラストシーンは上出来。