@ヒューマントラストシネマ渋谷
幻の作品とか謳われて観に行ったなぁ。
何かの熱があるとより一層楽しめる作品だった。それは、園子温が好きだとか満島ひかりが好きだとか『愛のむきだし』が好きだとか。
だからか、物語自体は、世界に通用するってほどの強度はないかも。
アブリルラヴィーンの妹分を探すオーディションを受ける満島ひかりの映画。「え、これ、本当にオーディション受けたの？」とか、ドキュメンタリータッチな分、何処まで「本当か」を探したくなり、設計された展開なのか否かを考えながら観ている自分がいました。もったいない。でも、それは、今までにフィクションとドキュメンタリーを観てある程度のリテラシーを築いた現代人だからこそ、「本当か」を考える余地が生まれちゃったんだろうな。
