花林糖

美しい絵の崩壊の花林糖のネタバレレビュー・内容・結末

美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

寄りの画が多いし謎にめっちゃカット割るシーンあるし最後のほうまで場所分からんシーンあるし、舞台がオーストラリアで景色綺麗なはずやのに、もっとゆったり観たかった。

ショートヘア母が最初からそういう関係を望んでいたんじゃないか、っていう黒髪息子が言ったひとことでの説明でしか、なんでこの関係が始まったか分からなかった。引っ越すことへの不安が大きくなって?もう会えなくなっちゃうと思ったから?でもそれまでに「そういう関係を望んでいた」っていうのも、観てて分からなかった。

この妙な関係が2年以上も続いたのは、4人が住む家が世間から隔離されてるからで、息子達が外の空気を吸ったときに若い女の子達と知り合うのは参考になった、けどなんかこのへんも薄いような。もっと世間の普通の人を出した方がいいと思う。

息子達は若いから、彼女を作った方がいいのは頭では分かっているし、自分達もすぐに飽きられる、老いるのが怖い、息子達は変わっている、って、一瞬の若さだとか楽しい雰囲気にすがりついて生きてきた母達は、女の子からお母さんになれなかった、だから息子達を「自分達の作品」なんて表現するんや。自分のものだと思ってる。

開けっぴろげになったきっかけについての展開、なるほどと思った。お互いのセフレ関係を知らない息子達が喧嘩、そのあと4人で気まずいテーブルシーン、におわせる発言して2人それぞれ消える、母達がロングヘア母に言い寄る男を追い払う、4人で関係を開けっぴろげにして遊ぶシーン。

ラブシーン、そこまで濃厚じゃなくない?女性監督やから、おっぱい触る、みたいな表現がないのはなるほどと思ったし、背中を指でなぞって会話するシーンもそうやけど、もっと、腰撫でるとか首舐めるとかあるやん。

日本語タイトルがダサすぎ。
花林糖

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