ssr701

絶対領域のssr701のレビュー・感想・評価

絶対領域(2014年製作の映画)
1.3
しょこたんが結婚したそうなので
お祝いの意味も込めまして
池田ショコラが出ている作品を
見ることにします(無関係)

カラオケの映像に出てくるような
絶妙に微妙な3人組アイドルグループの
センターを務めるミオ(大野未来)が主役です
ヘタクソな歌は好きなほうなのですが
これは全員味わい深さのない方向の
ヘタクソさでちょっと残念でした

ファンのイケてない男どもの顔が
ドアップで映って精神的に来るものがありましたが
何とか頑張って視聴続行です

ミオは売れるためにえらいさんと
ウフンアハンな仲になったようですが
この描写が非常に中途半端です
ついでに言うとユキナ(池田ショコラ)は
のちにヌードになったと語られるのですが
当然のように映りません
いつも言ってるでしょう!
やるならやる!やらないならやらない!
なんですよ!
「もうどうしていつもそうなの!」
とお母さんっぽく怒りたくなります

とにかくエロそうな雰囲気を出しといて
何も無さすぎなのです
バスタオル巻き巻き姿で出てくるなら
キョンキョンの霧ヶ峰のCMくらいの
サービスはしてみやがれこんちくしょうが!と
画面に唾を吐きかけながら怒鳴りたくなります


なんやかんやで(めんどい)
グループは解散したのですが
ミオは当時のマネージャーと再会して
「いいもの見せてやるよ」と
ポールダンスショーの店へと連れて行かれます
ユキナがヌードになったと聞かされたあとで
その店へと行く流れだったので
てっきりもうひとりのメンバーが
そこで働いてるのだと思いましたが
全然関係ない人が踊っているだけでした
うーん…

店が終わったあとでミオが
ダンサーさんを呼び止めるシーンがありましたが
結局この店では働かないとマネージャーに電話します
…と思いきや
呼び止めたダンサーさんにポールダンスを習いに行ってます
ん?
まあきっと時空が歪んだんでしょう
よくあることです
ちなみに意味ありげにファンの男性のストーリーも
最初っから並行して進んでいるのですが意味不明です
まあいちおう最後に説明はあるんですけど…
これも時空のアレということで無視しときますね


さてそろそろようやくやっと終盤です
アイドルの物語だったはずが
なぜかポールダンスの夢を追う物語になりました
これくらいのストーリーの変更は
「轟け!一番」や「タカヤ」に比べたら
たいしたことではないのですが
肝心のそのダンスが見事なまでに
子供だましの茶番すぎて呆れます
ポールの周りでくるくる踊るだけです
しかも得意げに上手に踊れてる風の
キメキメの顔なので腹が立ちます
ほんの少しだけポールを登るシーンが
あるのですがそれさえも別撮りで
違う人が踊っているという始末です…

そんなしょっぱい時間が終わり
幕が下りると彼女はこう呟きます
「ごめんね…わたしもうアイドルじゃなくて…」
謝るところそこかーーーーーーーい!
もうやめさせてもらうわ!
ありがとうございました
おもしろくなかったです


~糸冬~


と言いつつ余談

主演の大野未来ですが髪型によって
結構印象が変わります
髪をアップにしてたほうがいいんじゃないかな?
マネージャーと再会した料理店でバイトしてる時が
素朴な感じでかわいくて素敵でした
田中麗奈や福田麻由子の系統の顔立ちですね

それから(←しつこい)
ちょうど中盤くらいで
つぶやかれた一言がこの作品を
言い表すにふさわしかったので
それを記してもう逃げたい…いや終わりたいと思います

「息が詰まりそう…」
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