重たい映画を観ると、心の安寧を求めて地雷を踏みに行きたくなるのだが、これはその欲求を存分に満たしてくれた一作だ。
もちろん地雷は大爆発!
人狼を冠する邦画を一通り観てきた最後の作品には、もはや人狼ゲームのフォーマットすらなかった(ビックリ)
不条理設定そのものはまだいいとして、ビジュアルでの説得力は皆無。全てセリフで語られるのみ。
たとえるなら「世にも奇妙な物語」の一編をチープにして無名役者を使い、尺だけ映画サイズに伸ばした感じ、とでも言いましょうか。まあこらひどい。
*ただ、一点。
主演の永尾まりや(当時AKB48)の使い方だけは、意外性があり感心しました。そのため1点つけました。