YOSUKE

アメリカン・スリープオーバーのYOSUKEのレビュー・感想・評価

3.0
久しぶりに観た青春映画。青春時代の淡く、焦燥感に駆られた模様を描いている。
それぞれの登場人物は自分の周りにあるものに対して、期待値が高いというか、絶対こうだという理想・憧れ・思いが強い。
スーパーで会ったあの子は運命の人、昔好きだった子に今でも思いを馳せる人、はじめてのキスは淡いもの。
青春時代というのはよく言えば何もかも新鮮で真っ直ぐ、悪く言えば経験が少ない。
ただ、経験が増えて行くことが大人になることだとしたら、大人になると何もかも新鮮ではなくなってしまうのではないか。
感情の機微が感じられなければ人生は楽しめないのではないだろうか。
大人になったとしても新鮮な気持ちでありたいと強く思う作品でした。
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