ネイルしながらゆるっと観た。
チーズケーキワンホールをおいしそうに食べる市江さんはとても可愛かった。
凛とした中谷美紀の頑固な美しさ。
正直内容はあまり響かなくて、104分がとても長く感じた。
それでも劇中の音楽や、市江の家の雰囲気、布を切る音、ミシンの音は心地良かった。
それにしてもリップヴァンウィンクルを観た次の日にまた黒木華に会えるなんて。
ウエディングドレス姿、可愛らしかった。
「悔しいわね。簡単に居場所を変えるなんて、わたしにはできないことをさらっとしてしまうんですもの」
こだわりってひとそれぞれあって大切だ。
だけどそれに固執して自分の範囲を自分で狭めてしまうのはもったいない。
最後のシーン、市江がベージュのワイドパンツ(ロングスカートだったかも…)にさらっとカジュアルなシャツを着て作業をしているのを観て、なんだか安心した気持ちになった。