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マダム・イン・ニューヨークのhrnのレビュー・感想・評価

3.7
主人公のシャシはごく普通の専業主婦。夫と2人の子供の為に尽くし、インド菓子ラドゥを作るのが唯一の楽しみの彼女にはある悩みが。それは、英語が話せないことだった。年頃の娘と夫には馬鹿にされ自尊心もボロボロだったシャシは、姪の結婚式に出席する為に単身NYへ。知らない土地で右も左も分からないシャシは〝英語〟に苦しみ、密かに英会話教室に通うことにーーーーーーー。


初インド映画の私には入り込みやすくて大当たりでした!

「男性の料理はアートだけれど、女性の料理は義務」……確かに。シャシがふとした時に発する言葉にハッとさせられました。女性だって尊敬されたいし、尊重されたい。そんなシャシの想いがビリビリ伝わってきて、最後のスピーチには泣いてしまいました。

最初はおどおどしていたシャシが英会話教室に通い国籍の違う友人と英語を交わしていくうちにイキイキと自信を持ち始める姿が素敵でした!

そして何と言っても出演している多くのインド人女性が美人過ぎて驚きました。中でもシャシはやっぱり別格。エキゾチックな顔立ちとカラフルで華やかなサリーがとても似合っていて私の中のインド人のイメージが180度覆されました。

見終えた後には絶対「英語、やってみようかな…」って気持ちになります!
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