ゆう

マダム・イン・ニューヨークのゆうのレビュー・感想・評価

5.0
いい映画すぎる

飛行機で隣に座った紳士とか、英語教室のみんな、姪のラーダ、主人公のシャシを助けてくれるいい人がたくさん出てくるんだけど
きっとみんな、いつもいい人なわけじゃない

小馬鹿にしてくる旦那や娘、いたずらっ子な息子は、嫌なときばかり映ったけど、きっとみんな、いつも嫌な人なわけじゃない
機嫌がよかったり悪かったり、相手に甘えたり厳しくなったり、言い方を間違えたり傷つけたりする
近くにいすぎて家族が嫌になるときもある
でもみんな本当はシャシを尊敬して感謝して愛してる
自信を取り戻して自分を愛することができれば、自分を愛してくれる人を大事にできる

傷ついても、自分の力で自信を取り戻して、傲慢にならずに自分を愛し、人を愛することができるシャシ
そういう人になりたいと思った



以下、シャシのスピーチの一部です
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ときに夫婦でも相手の気持ちが分からなくなる
だから助け合う方法も見失う
それは結婚の終わりかしら
違う
それは自分で自分を助けるとき
自分を助ける最良の人は自分
そうすれば対等の気持ちがあと戻ってくる
友情もあと戻ってくる
人生は輝く

Married couple don't even know how the other is feeling.
So how they will help the other?
It means marriage is finished?
No.
That is the time you have to help yourself.
Nobody can help you better than you.
If you do that, you will return back feeling equal.
Your friendship will return back.
Your life will be beautiful.
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あの意地悪なカフェの店員さんも、きっといい人なときもある
そういう人の奥行きを感じる作品
ゆう

ゆう