ジェイソン・マンツォーカス目当てで鑑賞。本人はギリシャ系らしいけど中東な役。大体どの映画でもぶっ飛びイカれキャラなのに今回はツッコミ役に回っていて新鮮味があった。マンツォーカスの役がまともに見えるほどサシャ・バロン・コーエン演じる主人公がやばい。いや、客観的に見れば2人ともまともじゃないが。
本編は下品なギャグシーンが目立つ。超不謹慎な独裁者ネタも絶え間ない。もしこの映画を知り合いに勧めたら縁を切られる可能性があるレベル。酷過ぎる。でも正直に言うとめちゃくちゃ笑ってしまった。独裁者と核開発担当の最低なコンビをこんなにも気に入る日が来るとは。最後は現実の社会に目を向けさせる流れになったが、予想に反して優等生な終わり方ではなかった。不謹慎を貫いている。ここまで好き放題な映画はなかなか見た事がない。
