梅田ブルク7で、3Dで鑑賞
お話は最後以外はかなり面白かった。世界観も良かったし、映画の中の風景も良かった。
けど、この映画の売りである、いきなり登場人物が生身から人形に変わるというのが、もう悪い意味でくだらなさ過ぎて、無意味にしか思えなかった。生身なら、もっと面白くなったのに。それか、全て人形だったら。
最後の締め方も、物語を作るのを諦めたって感じがして、投げ出してるだけにしか思えなかった。
実験作ではあるのかもしれないけど、一観客としては、製作側の実験の土台や踏み台になる気はないんですよ。この映画が失敗してるのは、製作側は分かってると思うんだけど。分かってなかったら、そのセンスの方が大問題だわ。
