ミドミドキ

神は死んだのかのミドミドキのレビュー・感想・評価

神は死んだのか(2014年製作の映画)
3.4
ある大学において神は死んだという無神論に関しての哲学の講義を行なっていた。しかし、そこにクリスチャンである主人公ジョッシュが神の存在を証明させるよう奮闘する。
昔は原因不明だった病気や災害などの神の力によるものだと考えられていたものが、科学や医療が発達した現代では大方証明されている。その中で神はいるのか?という話を歴史に名を残す偉人の言葉で証明していく流れは、納得のいくものもありおもしろかったです。
しかし、教授と生徒の議論がずっと続く映画を期待していたところ、宗教で悩む他の登場人物を出し、ラストで適当に締めくくったため、すこしキリスト教を強要するような怪しいものを感じました。
そもそも神は死んだのか?と言う問いかけならキリスト教だけでなく仏教などもあるわけで全てキリストを信じると言うのもどうかとも思いました。
宗教について考えさせる映画としては楽しめました。