人里離れた山奥に一つの廃村があった。
踏み入れたものは全員発狂して行方不明になるという村、通称タタリ村。
噂は本当なのか確かめに入った取材班を襲う怪現象。
工藤らは生きて帰ることができるのか。
「俺の頭ん中にさ、いつも聞こえる声があんだよ…運命に逆らえってな！」
まさに劇場版に相応しい展開でめちゃくちゃ面白かった。
チープで強引な話の展開なのにどこか笑ってしまいつつも熱くて目の離せないストーリーが、本作の人気の根源なのだろうと思う。
無理矢理全部繋げて伏線回収して勢いとパワー(文字通り)で解決しただけなのに何故か面白い。
密かに工藤と親類なのではと思っていた浄霊師を始め、どいつもこいつもゴミの様に散っていく潔さ。
自暴自棄なのかと思う様なストーリー運びが故に先が読めずに勢いがあって面白い。
CGに割く予算全部モザイクに使ったんかと思うぐらい相変わらずチープなCGは残念だが、もうそういうことでもない気もしてきた。
ホラーを見てるつもりもないし、霊とかもうどうでもいいって全員が思ってるだろうし。
タイムリープを使った神展開だけは震えるほど痺れたので必見。
