KANIO

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のKANIOのレビュー・感想・評価

5.0
ジャパニーズホラーPOV版インディ・ジョーンズ。

街や建物の一角でチマチマやっていたこれまでのシリーズとは違い、アドベンチャー感満載な今作。
一旦今まで出てきた伏線は本作で回収されるのだが、新たな伏線と監督の別作品に派生する要素を多々残し、『コワすぎ!』シリーズに留まらず白石監督作品は次のフェーズへ突入する。

終盤の怒涛の展開には大爆笑。しかし、CGはショボくても監督のやろうとしてる事を考えると自然と身体が震える。
たった1人で複数作品から独自の世界観で白石ネマティックユニバースを展開していく監督はもはや天才のソレ。
KANIO

KANIO