昼行灯

五番町夕霧楼の昼行灯のレビュー・感想・評価

五番町夕霧楼(1980年製作の映画)
3.4
松坂慶子の喋り方ってほんといつも小さい男の子を諭すような喋り方よな、だから結構毎回同じような人柄になっちゃってて、かつすごい美人だからスター性を確立してしまっているって感じ。全然嫌いとかではないんだけど…あんまり生身の人間感ないから、駆けつけた時にはもう死体は見当たらなかった、みたいな感じにしてもよかったのかも。

奥田瑛二の坊主学ラン、ありがとうございました――。なぜ腐敗した禅宗の象徴としての金閣を焼き払う前に金閣セックスしちゃったの?何も金閣でしなくてよかっただろ。煩悩と愛と性欲を切り離さなければならないと考えるのはやめよう。

あと場面の切り替わる時に入る前衛表現()意味がなかったと思う。
悲恋系の遊郭もので、女性の性欲を描いたところは評価できるけど、その描写にリアリティがなくて✋田坂具隆の方も気になる
昼行灯

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