このレビューはネタバレを含みます
仲間の復讐のため、現地の民間人を殺し、特殊部隊を追われた主人公。ホームレスとなり身を隠していた時に連れ添っていた女が、娼婦として売られ、その女を殺した銀行マンに復讐する物語。
話は終始重たい雰囲気で続き、時々見せるアクションでジェイソンらしさが味わえる。
アメリカの闇社会が強く描かれていた。特に、人身売買のため箱詰めにされた女達に手を出させて拳を握らせ、人数カウントをするシーンは胸が痛くなった。
実際こういったことが現実でも行われていると思うと、悲しくなる
バットエンドで味が悪い
アクションと思って期待はずれ
という感想が目立つが、
私は
「良い人」になろうとしても、どうしても悪人になってしまう人間の醜さと、
復讐という心に巣食う残酷さを強調したストレートな作品だったので良かったと思う。
星3の理由としては、
ストレートで一貫性のある映画だったが特に深みを感じたり、また見たいと思うことがなかったため。あと個人的にシスター役の人があまり好きではない。
