あやき

浮城のあやきのレビュー・感想・評価

浮城(2012年製作の映画)
4.1
2017/6/14鑑賞
前々から気になっていた文芸作品をやっと観た!観終わってからじんわりときてしまう良作!
蛋民から苦労を重ねて東インド会社(華人初)の重役にまで上り詰めた混血の主人公をアーロン・クォックが演じているけど、20代から50代までの役作りが見事。どの年代も麗しい!そして風景に合った数々の音楽が印象に残ってて頭から離れない…。
恥ずかしながら香港の歴史は詳しくない私だけど、本作では香港返還前後を描いているのでその時代の雰囲気や人々の生活(特に水上生活者あたり?)を少しでも知ることができたと思う。

因みにアーロンのモノローグで本編が進んでいく形なので、アーロンの優しいお声で耳が幸せになるのも今作の魅力
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