浮城の作品情報・感想・評価

浮城2012年製作の映画)

浮城 Floating City

上映日:2014年06月21日

製作国:

上映時間:104分

3.6

あらすじ

「浮城」に投稿された感想・評価

えり子

えり子の感想・評価

3.9
自分は何者なのかと懊悩する主人公は、今の香港に思えてくる。
イギリスと中国に支配され、どっちつかずの状態で、またも自由が奪われた香港。
水上生活者の生活も垣間見えました。
kst

kstの感想・評価

3.8
実話に基づくフィクション。
返還前の香港。貧しい蚤民に育てられた主人公が出世の道を歩んで行く。
母の愛、フィルム。地獄にいた妻の涙。

" 縫い針をまき散らした女は針より拾いにくい "
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
水上生活民の養父母に育てられた中国人と英国人の混血児が自己アイデンティティを求め悩みながらも社会的地位を得ていく。強かにしなやかに生きていくその姿が端正なA.クォックに似合っていて清々しかった。最後の彼の帰着点も良い。
第2次大戦後の香港。
漁業を営み、虱民と呼ばれる水上生活者夫婦の子供としてワーチュンは育った。
彼は英香混血児。生後間もなく実母から買い取られていた。
牧師の勧めと育ての母の理解あって、ワーチュンは陸に上がり夜学で勉強に励んだ。

やがて、雑用係として東インド会社に就職したワーチュン。
英国人上司から差別されながらもコツコツと努力を積み重ね出世を重ねる。
彼を認める上司、仕事のパートナーにも恵まれ、遂に重役に。
そんな彼だが、常に「自分は何者なんだ」という葛藤を抱えていた・・・・・。

ワ―チェンの出自から半生が香港の歴史そのもの。
中国と英国の文化が入り混じりアイデンティティーが揺れた。
60年代末には英国排斥左傾運動が起こり、やがては嫌中国に振れたイデオロギー。
中国返還された今も尚影を引きずっていると云う。

永らくアイデンティティに苦しんできたのはワーチェンも同じ。
その答えは育ての母親が示していた―――運命は受け入れるもの。
むしろ息子が成功してから、母親は別の苦しみを抱えることになる―――ここは壮絶(涙)。

割と平坦に淡々と流れる物語。
エンディングで「実話に基づいた物語である」のクレジット。
そこで「えっ!?」
実際は親戚関係にあった二人の人物の話で、これを一人にして脚色したと云う。
tanzi

tanziの感想・評価

3.6
2012年に製作されたアーロン・クォック主演『浮城』

1940年代、英国人と中国人の間に生まれた男の子が蛋民の夫婦に売られる。

前半から中盤にかけてはどうも乗り切れない気がしていたのだけど、
1967年の反英暴動辺りから
この主人公は『香港そのもの』なんだと思い始めたら、全て合点がいき心が締め付けられるような悲しみを感じた。
秀作。
おぐり

おぐりの感想・評価

4.5
2021-02-04 ぽすれん
予備知識なしで観たのが良かった
香港の現代史も学べる
rikkorason

rikkorasonの感想・評価

2.5
うーん、うーん。実話ベースなんだね。でもすごく有名人の話ってわけでもなく香港の歴史みたいなのをまとめました的な感じでいいのかな?香港にこういう時代があって返還されてどんどん変わっていくのは分かったんだけどなにか盛り上がりがあるわけでもなくアーロン・クォックじゃなかったらへえーで終わってしまったかも。
rain

rainの感想・評価

3.0
あんまりにも狭い画が多くて窮屈だったのとカメラワークの意図が読めなかったり色の主張が強いわりに一貫性がなく精細に欠いていたり事あるごとに紙芝居みたくモノローグでいろいろやってて読み聞かせかよって思ってつまんねぇなあと思いながらいろいろと好みと違いましたね
母親が空中に文字を書く演出だけはほんとうに薄ら寒くて無理だった
東インド会社の嫌味な上司の演出も嫌い


香港の観光地にもなっている大澳には水上生活の名残りがありましたなぁ(電気は通ってるはずだが、いまだに薪の釜で料理してて嘘やろ…と思いましたがね…)
sakana

sakanaの感想・評価

3.9
時代の変化とそこに生きる香港の人々、
その一面に触れることができた気がした。

そこでは複雑な事情が絡まり、人々を翻弄するけれど、それでもやっぱり努力は何かしら残っていくと信じたいし、どんな状況でも愛が強いと思いたい、
そんなことを思わせてくれた作品だった。
ten47

ten47の感想・評価

3.1
母の愛は強い
もう少し混血があるゆえの要素や努力の過程が欲しかった
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