このレビューはネタバレを含みます
534本目。
2022 338
ど、独裁者ぁああ。物凄い独裁者。そしてまさか羊たちの沈黙というワードが出てくるとは思わなかった。最後ドワイトもムカで人間にされたらもっと面白かったのに笑 普通に殺されたドンマイ。
ビル・ボスは刑務所の所長で独裁者。彼に逆らう者は皆殺されてしまう。秘書の女の子もビルの性奴隷にされておりいつも彼の股間を可愛がらされている。そして満足すると彼女を蹴り飛ばしふんぞり返る嫌なヤツ。しかし彼には悩みがあった。その悩みとは刑務所の経営状態。彼があまりにも無茶苦茶する為に刑務所の経営が厳しくなっており経営状態が赤字の施設だった。赤字の州施設は彼の刑務所だけでありビルの経営する刑務所は州のお荷物。ドワイト・バトラーはそんなビルの刑務所の経営を任されていた。ドワイトは中々仕事が出来る男だったがそれでもビルの無茶苦茶なやり方には着いていけず困り果てていた。まず囚人に怪我をさせ過ぎる為に彼の刑務所では医療費が使われ過ぎていた。
そんな彼の刑務所に州知事がやってきた。彼の刑務所の経営状態を確認しにきたのだ。赤字がかさみ過ぎる為に州のお荷物と成り果てた彼の刑務所は所長を変えるには充分過ぎる理由が揃っていた。そして彼の前に姿を現した州知事が口を開くよりも早くビルが話を始めた。ビルは自分の刑務所の素晴らしさを州知事に伝え始める。そしてそんなビルの話をいつも聞いてる州知事は呆れた顔で聞いていた。それにも増して真夏の熱気が部屋を包み二人は汗でダラダラになっていた。汗でダラダラになっても更にビルの話は続きついに州知事は耐えられなくなりキレる。キレた州知事は机を強く叩き怒りを露にした。ビルは嬉々として話していた為に鳩が豆鉄砲を喰らった様な顔をしていた。州知事はそのまま話を続ける。なんとビルは二週間以内に刑務所の経営状態を改善しないとクビになる事が決定してしまった。ビルはその話を聞いてからポカンとしていたが話の重大さに気付いたビルは大焦りで州知事に泣き付き始めた。しかしそんなビルを強く突き放した州知事は部屋を出る。ヒューズ州知事には流石に逆らえないビルは落ち込んだ。
ビルはヒューズが去ってから暫く放心状態になっておりヒューズが言った事が真に受けられずビルはポカンとしていた。しかしドワイトは違い経営状態を立て直さなければドワイトもクビにするとヒューズは言い放っていた。ドワイトは大焦りで対策を考えていましたが何も思いつかない。思い出す事と言えばこの間観たムカデ人間の一作目と二作目の事ばかり。しかしその瞬間ドワイトの頭の中にあるアイデアが思い浮かんだ。ドワイトは囚人達をムカデ人間にする方法を考えた。そしてその方法をビルに伝えようとしたドワイトだがビルは怒り狂っておりドワイトの話には一切耳を貸さない。ドワイトはそんなビルに腹を立てたが何も逆らえずに口を篭る。ビルはそんな苛立ちを解消する為に囚人達をいたぶり始めた。囚人の股間をナイフで突き刺し虚勢したり囚人の顔に熱湯をかけたりと拷問を繰り返していた。そして更に刑務所の経営を圧迫するのだった。
ドワイトはビルにムカデ人間計画の事を話しビルはその計画に賛同した。ビルは計画の正確さを調べる為にムカデ人間の監督のトム・シックスを呼び寄せた。トム・シックスの助言を受けて外科医を呼び寄せた二人は囚人全員を繋げてムカデ人間にする計画を開始。まず囚人全員を麻酔で眠らせ二人ずつ繋げていき段々と全員繋げていく。全員繋げた二人はその光景の凄さに大層喜びそして抱き合い飛び跳ねた。刑務所でのムカデ人間計画を成功させたビルとドワイトはヒューズを呼びヒューズは見た瞬間に驚愕した。そして怒り狂い刑務所を去った。しかし刑務所を出て暫くした後ヒューズは考え直し刑務所に戻りそして刑務所に戻ってきたヒューズはムカデ人間計画を褒め称えビルとドワイトを褒めた。しかしビルは手柄を独り占めする為にドワイトを撃ち殺しニヤリと笑いそしてビルはムカデ人間計画の首謀者となった。
