ブランク

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のブランクのレビュー・感想・評価

4.1
第二次世界大戦中の影の英雄達?と言うと語弊があるような気がしますがそんな感じの映画。
しかし007ファンの私にとってこの内容はかなり心踊る作品でしたね。
タナー役のロリー・キニアが登場していたりMI6の関係等…
後半でベネディクト・カンバーバッチ演じるアラン・チューリングのとある秘密が明らかになり戦争だけでなくその他のことも考えさせられる映画です。
1年後くらいにまた見たいかも

以後ネタバレ


アラン・チューリングは実は同性愛者でしかしその時代の英国は同性愛者は立派な犯罪で「懲役2年」か「ホルモンを打たれる」のどちらかを選択する法律だったのだとか。
戦争中はチームメイトが隠してくれたりして何とか見つからずにすんだが終わったあとで警察がアラン・チューリングの身元を調べた結果同性愛者だということが発覚してしまいチューリングはホルモンを打つという選択をします。
そしてキーラ・ナイトレイ演じるジョーンクラークがホルモンを打たれた後のチューリングの様子を目の当たりにしチューリングにパズルを解かせて落ち着かせようとするも手が震えて鉛筆すら持てないくなってしまったチューリングを見たジョーンの表情が悲しみとどこか怒りを覚えた表情で苦しかった…
今ではその法律は廃止されアラン・チューリングは称えられていますがどうしてなんだ…と思ってしまう。
最後のシーンで暗号解読に使った資料や機械を全て燃やすシーンがあるが美しすぎて感動しました。
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