第二次世界大戦中、ドイツの暗号機『エニグマ』に携わった天才数学者アラン チューリングのお話。
幼少期、エニグマ解読の時期、そして現在の
３つのタイムラインで話が進む。
登場人物を把握していないと混乱してしまうかも。
天才でありながら
人とのコミュニケーションが苦手で
ある秘密を抱えたアラン。
そんな神経質でとても繊細な役所を
見事に演じきった
ベネディクトカンバーバッチ。
素晴らしすぎて
もうベネとか軽々しく呼べないですよ笑
仲間のジョアン（キーラナイトレイ）の助言で
仲間に溶け込もうと努力する姿は
微笑ましかったです🤗
そしてそれを受け入れた仲間たち、
ジョアンとの男女を超えた愛も素晴らしかった！
脇を固める俳優さんたちもとってもよかったですよね。
キーラナイトレイはやっぱり綺麗♪
でも現在で描かれる重苦しいシリアスなシーン。
エニグマ解読のその後がとにかく衝撃。
ラストのテロップでは号泣でした。
実話ということでより震えるし、
辛く切ない、この思いを
どこにぶつけたらいいの😭
☆Netflixにて鑑賞☆
2018年23本目
以下ネタバレになります
エニグマ解読を
50年もの間、国の重要機密にされていたこと。
そして同性愛が罪な時代にあったこと。
その時代に生まれてしまったアランは
悲運としか言いようがないけど、
1400万人の命を救い、
コンピューターの基盤を作るという
偉業を成し遂げたアラン。
『あなたが普通じゃないから
世界はこんなにすばらしい』
素晴らしすぎるセリフ。
本当にその通りなんです！！
今の私たちの恵まれた生活の一部は
アランのお陰と言っても過言ではないですよね。
彼は犯罪者なんかじゃなく紛れもなく英雄！
死後であるけれど
最高の恩恵が与えられたこと。
本当にそれだけは救われますね。
