第二次世界大戦中、ドイツの暗号エニグマを破り、イギリスを救った天才数学者アラン・チューリング。
暗号解読以降も、エニグマ解読の事実は公開されず、同性愛にたいする社会からの批判にさらされた彼は孤独な死を迎える。
エニグマを解読する映画は多数つくられていたが、この映画は彼の人柄にスポットが当てられている。
奇妙な癖があり(アスペルガー症候群であったのではないかという記述がWikiにあり)暗号解読チームにバカにされる彼が、りんごを買ってチームと仲良くしようとするシーンは見ていてクスっと笑わされる。
天才数学者と冒頭に書いたものの、非常に人間味のある人物だった。ベネディクト・カンバーバッチの演技、素晴らしかった。