えめりひ

映画 ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナのえめりひのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

TVシリーズは今のところ全話視聴済み。早速公開初日に劇場に駆け込んだのだけど……

この映画、非常に嫌な所突いてくるのは面白かった。例えプリキュアがどんなに強く、サイアークに立ち向かい世界を救っていたとしても、陰で苦しんでいる一人の少女すら救うことは出来ない。そんなプリキュアの根幹すら揺るがすような課題に彼女達は如何にして対峙するのか。そこがこの映画の核だったはずなんだけど……
黒幕が出てきて全てが明かされると一転、ごく在り来たりの勧善懲悪、全くもっていつも通りのプリキュアに逆戻りしてしまった。てか結局アイツが全て悪いに持っていってしまうのはどうなの?現実には様々な障害を抱え絶望に打ちのめされてる人が沢山いる。それらが残酷であるのはそのような物には明確な原因が存在せず、悪意が介在しないごく自然的に発生するモノだからじゃないか?
結局プリキュアが黒幕ぶっ倒してつむぎの足も元通り、幸せハピネス!ってそれはおかしいでしょ!問題をすべて黒幕に擦り付けて殴り付けて解決!じゃ駄目だと思うのだが。つむぎの決意も不意にしてるし。この課題はプリキュアとしてではなくめぐみ達が、一人の人間として対峙すべき物にすべきだった。今回の問題は力と気合いと勇気だけで解決出来るような物じゃないよ…


んで来年のオールスターズは「歌って!踊って!春のカーニバル!」って何か思いっきりアイ〇ツとかプリ〇ラとか意識した流れになってて……プリキュアは一体何処へ向かうのやら……見に行くけども
えめりひ

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